大事故につながる車線逸脱

運転しているドライバーもその車を見ているほかの車もひやっとするのが車線逸脱行為、休日に車で遠出をしてその帰りに遊び疲れと早起きしたせいで起こる睡眠不足によって引き起こされる眠気によって、自分ではまっすぐ走っているつもりでも車は右や左に寄っていき、隣の車線にはみ出してしまうものですが、たまたまその時に隣に車がいなかったからよかったものの、もしいたら大変な事故になってしまいます。

 

道路によっては、わざと車線を区切る白線に目の粗い材質を使ったり、でこぼこなどを付けたりして、タイヤが白線の上に乗った時に振動としてドライバーに注意喚起をするというものがありますが、そのような状態になっているのはごくわずかで、通常は単なる塗装でしかありません。

 

そこで自動車メーカーが考えたのが車線逸脱システムというものです。

 

日産ではLDPとかLDWと呼び、スバルではアクティブレーンなどと呼んでいますが、どちらの場合も前方に向けてつけられたカメラ映像から車線を判断し、自車がその車線の中でどこに位置しているかを検知し、あまりにも右や左に寄りすぎた場合は、警告を発するようになっています。

 

更にはその警告に対し、リカバリー操作が行われていないという判断をすると、寄ってしまった方とは逆のタイヤだけにブレーキを軽くかけ、中央に戻す方向にヨーモーメントを発生させたり、電動式パワーステアリングの操舵力を変化させ、車線中央に戻す方向にステアリング操作を促したりするような仕組みも取り入れられています。

 

ただ、この機能は、車線左右にきれいな白線があるときだけしか機能せず、おのずと高速道路や整備の行き届いた自動車専用道路だけとなり、一般道や路地では全く機能しません。