SRSエアバッグの仕組み

シートベルトの次に普及した安全装備がSRSエアバッグです。

 

今では販売されているほとんどの車にエアバッグが搭載されていますがこのエアバッグ、使い方を間違えると大変なことになります。

 

エアバッグには、ドライバー用のステアリングホイール内に内蔵されているタイプのものや足元を保護するもの、助手席用のもの、ウィンドを覆うようなカーテンタイプのものなどいろいろありますが、どれにしても共通なことというのが火薬を内蔵しているということです。

 

火薬といえば身近なところでは花火などに使われていますが、一方ではピストルやライフル、マシンガンなどの殺傷兵器の弾丸やミサイル、爆弾などにも使われている非常に危険なものです。

 

更にはその火薬のすぐ横に着火剤の役割を担うインフレーターなるものが付けられてるのですから更に危険を感じます。

 

いわば、手りゅう弾のピンを抜いてそれをガクガクブルブル震えながら握りしめているようなもので、よく考えると恐ろしいものです。

 

しかし、車の場合は2重3重にも安全装置が組み込まれているので、間違って爆発してしまったということはまずあり得ません。

 

エアバッグは基本的には正面から強い衝撃を受けた時だけ機能するようになっています。

 

エアバッグの仕組みは、いたって簡単です。

 

車体に取り付けられた加速度センサーからエアバッグ用のECUに信号が送られ、その信号とほかのセンサーからの信号によって、起爆するべきかを判断します。

 

起爆するという判断がされるとインフレーターが起動し、火薬に点火、爆発ということになります。

 

その工程は、1秒にも満たない短い時間で行われ、人間の目からすれば何が起こったのか分からないうちにすべての動作を終了してしまいます。

 

エアバッグは再利用できませんのでアッセンブリー交換ということになるのですが、それより助手席側のエアバッグが作動すると大きな出費を覚悟しなければなりません。

 

まずはダッシュボード、ダッシュボードを破壊してエアバッグは膨らみます。

 

次にフロントウィンドウ、エアバッグがぶつかるのでほとんど場合ヒビが入ります。

 

これだけでも10万円以上の出費となります。

 

それでも命が助かればいいという考え方らしいので、この辺は改良されないでしょう。